
1ヶ月半ぶりにボローニャへ戻ってきました。
「ファゴット奏者の演奏会があるから
行こう」
と言われ
教会の隣にある映画館(ニューシネマ・パラダイスみたいだった!)で
行われた演奏会。
奏者はRoberto Giaccaglia。彼はイタリアではトップクラスのファゴット奏者だそう。
ピアノ伴奏は韓国人の奇麗な奥様。
オーケストラのなかでファゴットの音を聴いた事はあるけれど、ソロで音色を
聴いたのは初めてでした。
なにか、ヴィオラとクラリネットと。。とミックスしたような音の深さを
感じました。
ちなみに、かれはTACTUSからもCDを発売しています。
ヴィヴァルディのファゴットのためのコンチェルトで、
Vol.1-2は既に発売されていて、 Vol.3が近々リリースされます。
ヴィヴァルディはバロック末期の作曲家でヴェネツィア出身。
彼には謎が多いらしく、最期はオーストリアの病院でひとり寂しく
亡くなったそうですね。
バッハも彼の音楽を研究し、また、彼の1曲あたりの単価はむちゃくちゃ
高かったそうで、相当稼いだようですね。
ミステリーが多い、ヴィヴァルディ。
なぜか最近、聴く機会が多いので気になります。