2011年3月25日金曜日

Spring is coming!

Sei Soli Per oboe e basso continuo (Londra 1754)
春は甘くてやさしい匂いを運んできます。
若葉がちょっとずつ、でも力強く芽吹いてきます。
お花はぽこぽこと音をたてながら咲いているようです。


こんなイメージにぴったりなのがオーボエの曲。
オーボエに限らず、フルートやクラリネットなどの
管楽器は小鳥のさえずりや花びらが背伸びをしながら
だんだんに開いていくのを
サポートしてくれている気がします。


オーボエ奏者としても活躍し楽曲も残した                                               
                                                                                           
ALESSANDRO BESOZZI (アレッサンドロ ベゾッツィ)は、


ミラノとパルマのちょうど真ん中に位置する芸術都市として名高いPiacenza(ピアチェンツァ)の生まれ。
幼い頃から才能を発揮し、パルマ公の礼拝堂でオーボエ奏者として仕え、
サルデーニャの国王、カルロ・エマヌエーレ3世のもとでトリノにある宮廷のオーボエ奏者としても活躍しています。


もともと音楽一家の生まれで、のちに兄弟でデュオを組みパリやイギリスで演奏し、
W.A.モーツァルトとも出会っています。




るんるん♪と一緒に歌いたくなる音楽です。