2011年3月29日火曜日

J.S.BACH

説明を追加
今日は小雨が降っているボローニャ。
ねずみ色の空を見ていたらバッハが聴きたくなりました。






1990年に発売されたCDで、イタリア古楽では言わずと知れた
ROBERTO GINI のヴィオラ ダ ガンバとLAURA ALVINIのチェンバロ演奏が
収録されているCDをピックアップ。


J.S.BACHについて調べてみるとバッハ家は音楽一家の家系で、生前はオルガニストとして
活躍。彼の作品を細々とながら受け継いだ子供達によって名を後世に残すこととなりました。


ここで目に留まったのが「バッハには約20人の子供がいる」ということ。
宮廷に仕えるオルガニストとして、寡黙に働いていたように感じる彼の人生のなかで
20人の子供を作ったことを(2番目の奥さんはほぼ毎年出産していたことになるそう)彼はどう感じていたのか、と思いながら曲を聴いていたら、和音の複雑構造を追いかけ難しく感じていたバロック音楽がすこしポップな音楽に聴こえてきました(笑)




ヴィオラ ダ ガンバという楽器はヴィオラとチェロの間に属する楽器なのでしょうか。
深みがあり、チェンバロとよく合います。宮廷音楽や上流階級の家庭室内楽として人気だったとあります。小さな空間で程よく響く音色なんですね、きっと。